実習・実習先
TRAINING
どうすれば患者様が
「その人らしく生きる」
ことができるかを本気で考える
臨床実習では、講義及び演習で得た知識と技術を統合させ、実践的な能力を身につけます。
病院が母体である本学では、大阪、和歌山を中心に大学病院、総合病院、老健施設、通所・訪問リハビリテーション、小児施設等の豊富な実習施設と提携し、臨床実習前には、徒歩圏内にある関連施設で事前実習(プレ実習)も実施しています。
本学の教員が病院・施設等と綿密な連携を取りながら実習を行うため、きめ細かな学びの環境を実現し、充実した実習を行うことができます。
4年間の実習の流れ
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1年次
臨床実習概論
〈16時間〉発達に遅れのある子どもへのリハビリと保護者へのサポートの様子を見学。
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2年次
臨床基礎実習
〈1週間〉初めて失語症や構音障がいの患者様と接し、さらなる知識と技術の必要性を痛感。
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3年次
臨床評価実習
〈4週間〉初めて患者様を担当し、検査・評価・訓練を実践。症状の改善が見られる場面も。
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4年次
臨床総合実習
〈8週間〉難病の患者様のリハビリや、ご家族への聞き取りなど、多様な業務を経験。
長期臨床実習経験者が振り返る
私の臨床実習レポート
言語聴覚学専攻辻 杏菜さん
上手にできたことも、思い通りにできなかったことも、すべてが勉強でした。
1年次の実習は、学内にある「こころのクリニック」の様子を見学しました。2年次は橋本市にある回復期病院で1週間、言語聴覚士の先生に付いてリハビリを間近で見て、失語症や構音障害のある患者様と接しました。3年次はかつらぎ町の急性期病院で4週間、初めて患者様を担当し、検査や評価を実施しました。学内での練習のようにはいきませんでしたが、逆にとても勉強になりました。4年次は紀の川市にある総合病院へ8週間、指定難病の患者様だったため、さまざまな文献を参照しつつ試行錯誤しながらリハビリを行いました。患者様の食事量を増やすことができたときは、心から嬉しく思いました。
実習先Map
実習施設数173施設
関連施設
- 水間病院
- 介護老人福祉施設 水間ケ丘
- 河崎病院
- 介護老人保健施設 大阪緑ヶ丘
大阪府
- 泉大津市立病院
- 大阪急性期・総合医療センター
- 大野記念病院
- 岸和田徳洲会病院
- 辻外科リハビリテーション病院
- 永山病院
- 森之宮病院
- 関西電力病院
- おおさかグローバル整形外科病院
- 貝塚市幼児教室 他
京都府
- 京都医療センター 他
兵庫県
- 笹生病院
- 関西ろうさい病院
- 高田上谷病院
- 尼崎中央病院 他
奈良県
- 東生駒病院
- 奈良友紘会病院 他
和歌山県
- 愛徳医療福祉センター
- 琴の浦リハビリテーションセンター
- 角谷整形外科病院
- 和歌山県立医科大学附属病院
- 和歌山生協病院
- 嶋本脳神経外科・内科
- 公立那賀病院
- 済生会和歌山病院 他
※臨床実習施設としては、医療提供施設の他、介護老人保健施設、老人福祉施設、身体障害者福祉施設、児童福祉施設、指定障害福祉サービス事業所、指定障害者支援施設、訪問リハビリテーション事業所、通所リハビリテーション事業所が含まれています。
カワリハの臨床実習は
ここが違う!
- 実習前評価の実施
- 臨床実習指導者会議(オンライン)の開催
- 学生に対する臨地実習施設などの紹介
- 学生プロフィールの共有
- 実習施設における臨床実習指導者の指導監督
- 臨床実習指導者からの成績評価
- 実習後の専任教員とのヒアリングによる評価と教育的指導
連携体制が整った環境で学生を一人ひとり徹底サポート
実習施設要件を満たした施設との契約により、連携を図っています。
臨床実習施設
- 実習状況の確認は、電話連絡だけでなくパソコン等のオンラインも活用
- 実習中は専任教員が定期的に実習地に出向き、訪問指導する体制を確立
- 臨床実習中の学生および臨床実習指導者からの要請に応じ、専任教員が訪問できる体制を整備
実習先
- 希望する分野を優先しながら、学生の負担を少しでも軽減できるよう、なるべく自宅(実家)から近い実習地を配置します。
- 遠方の実習先には当該地域出身の学生を配置し、やむをえず宿泊が必要となる場合は、大学にて下宿先を用意し、学生に不利益が生じないよう配慮します。