大阪河﨑リハビリテーション大学

言語聴覚学専攻

SPEECHLANGUAGEHEARINGTHERAPY

ことばや聴こえ、飲み込みの
機能を
維持・向上し人間性の
回復を支援

言語聴覚療法は、たとえば脳梗塞の後遺症で、人やものの名前を言おうとしても出てこない(失語症)などといった 医療分野の患者さんに対して行うリハビリテーションです。
他にも言語聴覚士の仕事として、口がい裂で発音に障がいがある、
難聴があるといった、障害児・者に対する教育、訓練を行ったり、
障がいにより“食べる”という行為ができなくなったり難しくなった方々の支援などがあります。
言葉や食べ物は地域・文化・年代・職業などによって個人差が大きいので、言語聴覚士は病気や障がいに関する知識以外にも幅広い関心と知識をもつことが必要です。

専攻紹介movie

言語聴覚士になるには?

言語聴覚士になるために必要な資格や受験資格、
学校選び、求められる能力などをご紹介します。

言語聴覚学専攻3つの特色

小児の福祉・教育機関での
臨床見学

子どもの発達を理解するために、地域の福祉・教育機関の協力を得て、認定こども園や特別支援学校の見学を行っています。
また、「臨床実習指導Ⅰ・Ⅱ」の授業の一環として、本学敷地内にあるこどものためのクリニックで臨床を見学することができます。
教員から実際の臨床現場で詳細な解説を受けることで理解を深めることができます。

臨床実習前の手厚い指導

病院での実習を行う前に、OSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)を実施しています。
ペーパーテストによる知識重視の教育ではなく、判断力・技術力・マナーなど実際の現場で必要とされる臨床技能の修得を適正に評価します。
これは、模擬患者に言語聴覚士の実習生として対応する練習の場にもなります。
臨床経験豊富な教員が、学生が過度な緊張をせずに病院での実習に臨めるようサポートしています。

自己分析による国家試験対策

3年生から国家試験対策の一環として模擬試験がはじまります。
後期授業終了後に集中勉強会を開催し、本格的に国家試験態勢に入ります。
模擬試験では、自分の強みや弱点の分析をデータ化し、効率よく学修する指導を教員が一丸となって行います。
また、少人数で学修できる部屋を準備し、教員にいつでも質問ができる環境となっています。専門領域はもちろんのこと、専門基礎分野の解剖学、また心理学や社会福祉学などの専任教員も一緒に学生をサポートしていることから、学生と教員の距離が近い専攻です。