言語聴覚学専攻Speech Language Hearing Therapy

ことばや聴こえ、飲み込みの機能を維持・向上し
人間性の回復を支援

言語聴覚学専攻

言語聴覚学専攻
言語聴覚療法は、たとえば脳梗塞の後遺症で、人やものの名前を言おうとしても出てこない(失語症)などといった
医療分野の患者さんに対して行うリハビリテーションです。
他にも言語聴覚士の仕事として、口がい裂で発音に障がいがある、
難聴があるといった、障害児・者に対する教育、訓練を行ったり、
障がいにより“食べる”という行為ができなくなったり難しくなった方々の支援などがあります。
言葉や食べ物は地域・文化・年代・職業などによって個人差が大きいので、
言語聴覚士は病気や障がいに関する知識以外にも幅広い関心と知識をもつことが必要です。

言語聴覚学専攻3つの特色

  • 01「対象者を観察する力」
    を培う

    01「対象者を観察する力」を培う

    臨床現場の見学機会が豊富

    言語聴覚士の仕事は、対象となる患者様をよく観察し、理解するところから始まります。
    本専攻では1・2年次から認定こども園や特別支援学校、大学併設クリニックの現場見学を取り入れるなど、子どもと接する機会が充実。
    子どもが発することばへの関心を高めるための、生きた知識が得られるカリキュラムを用意しています。

  • 02「客観的臨床能力試験」
    で対応力を身につける

    02「客観的臨床能力試験」で対応力を身につける

    全国的にも珍しい取り組み

    3年次に行う4週間の臨床評価実習に備え、OSCE(客観的臨床能力試験)を実施。
    模擬患者に対して検査を行う場面を設け、実際の実習に不安なく臨めるようにします。
    OSCEを言語聴覚士の専攻で取り入れている学校は全国的にも珍しく、臨床実習や学修環境が充実している本学ならではの特色と言えます。

  • 03「専門的な学修環境」
    を活用する

    03「専門的な学修環境」を活用する

    専用教室や設備も充実

    複数ある校舎のうち、2号館の2階・3階は言語聴覚学専攻専用の教室棟です。
    第1・第2演習室をはじめ、小児言語室や音声演習室、聴覚演習室など専門的な設備があり、さまざまな障がいを正しく評価する手法が学べるようになっています。
    1階では「河﨑会こころのクリニック」もあり、臨床現場の見学が可能です。