カリキュラム
CURRICULUM
カリキュラム内容
1年次
作業療法士として基礎的な科目を学びながら、豊かな人間性と広い教養を養います。
基礎科目 |
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専門基礎科目 |
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専門科目 |
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臨床実習 |
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2年次
専門的な知識・技術を深め作業療法士としての素地を作ります。
基礎科目 |
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専門基礎科目 |
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専門科目 |
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臨床実習 |
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3年次
障がいに応じた評価や訓練方法を学び治療計画の立案や結果の予想・評価を実現できることを目指します。
基礎科目 |
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専門基礎科目 |
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専門科目 |
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臨床実習 |
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4年次
専門職として総合的な学修を行い、4年間の総仕上げをします。
基礎科目 |
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専門基礎科目 |
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専門科目 |
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臨床実習 |
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履修モデル
作業療法学専攻のカリキュラムについて、4年間の履修の流れをまとめた、モデル表です。
カリキュラムの特長
高い自律性、豊かな人間性、医療従事者としての人格を獲得するため、高度の専門性を踏まえつつ、その専門性の中に閉じこもることなく、人道的な素養の育成を目指します。
授業ピックアップ!
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基礎作業分析学(含演習)
作業療法の臨床現場で用いられる「作業活動」について学びます。取り上げるのは、手工芸や絵を描くこと、ゲームや遊び、芸術的な活動など、楽しみながらできるものばかりです。授業では、先生の話を聞くだけでなく、実際に自分で作品をつくることで、その楽しさや効果を体で感じ取ります。
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高次脳機能評価学(含演習)
記憶や注意、計画を立てて行動する力、言葉を使う力など、脳の中でも特に大切な「高次脳機能」の仕組みを学びます。特に、臨床の現場でよく見られる高次脳機能障害に焦点をあて、授業では講義だけでなく、1~25の数字をできるだけ早く線を引いてつなげる「TMT-J」という注意機能の検査などを実際に行いながら学びます。
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作業療法評価学実習
作業療法士として必要な評価技術を関連施設で体験し、臨床実践への応用力を培うことができる実習です。本学より徒歩数分の関連施設において、本学教員が引率し、共に評価などを行える安心感がある点が特徴です。
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地域包括ケアシステム・
リハビリテーション論地域の中で高齢者やさまざまな立場の人たちが安心して暮らし続けられるしくみ「地域包括ケアシステム」について学びます。具体的には、多職種の連携、自立支援の考え方、そしてリハビリの専門職がどのように関わっていくのかを学びます。
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精神機能作業療法学実習
「精神障害」と呼ばれる心の病気について、そのリハビリテーション(回復への支援)に必要な作業療法を学びます。患者さんごとに目指すゴールがあり、それに向けて「長期目標」と「短期目標」を立てます。そして、その病気の特徴に合った作業(活動)を組み合わせて、リハビリの計画を作ります。
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応用作業治療学実習
作業療法で使われる作業活動を体験しながら学びます。学生同士で「支援する側」と「される側」を交代しながら、伝え方やサポートの工夫を考えます。また、「その人らしい生活」を取り戻すために、目標を立てて支援していく流れ(生活行為向上マネジメント)も学びます。実習を通して、作業が人を元気にする力を持つことを実感していきます。
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地域作業療法学実習
地域で生活している障がいのある子どもや大人、高齢者、そしてその家族など、すべての人を対象とした作業療法の方法を学びます。病院や施設だけでなく、実際に地域でどんな支援が必要とされているのかを、実習などを通して学びます。
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総合作業療法学
作業療法士国家試験に合格するためには、4年間で学修した知識と技術を体系的に整理・統合し、国家試験の出題傾向に合わせて学修内容を確認します。過去の頻出問題を解説し、国家試験を自分で解く力を身に付けます。