実習・実習先
TRAINING
どうすれば患者様が
「その人らしく生きる」
ことができるかを本気で考える
臨床実習では、講義及び演習で得た知識と技術を統合させ、実践的な能力を身につけます。
病院が母体である本学では、大阪、和歌山を中心に大学病院、総合病院、老健施設、通所・訪問リハビリテーション、小児施設等の豊富な実習施設と提携し、臨床実習前には、徒歩圏内にある関連施設で事前実習(プレ実習)も実施しています。
本学の教員が病院・施設等と綿密な連携を取りながら実習を行うため、きめ細かな学びの環境を実現し、充実した実習を行うことができます。
4年間の実習の流れ
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1年次
臨床見学実習
〈1週間〉プロのOTから介助方法や検査方法を教わり、実際に患者様とも接する。
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2年次
臨床検査・測定実習
〈3週間〉初めて一人の患者様を担当し、緊張しつつ実際に検査や測定を行う。
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3年次
臨床総合実習Ⅰ
〈10週間〉検査・測定、治療プログラム作成、リハビリの実践という一連の流れを経験。
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4年次
臨床総合実習Ⅱ
〈9週間〉悩みつつ考えたリハビリで症状の改善が見られ、治療の楽しさと難しさを実感。
長期臨床実習経験者が振り返る
私の臨床実習レポート
作業療法学専攻防野 千瑛さん
十人の患者様がいれば、十通りの治療法があることを知りました。
1年次は橋本市にある急性期病院で1週間、初めての臨床現場で、患者様とも接しました。2年次は貝塚市の回復期リハビリ病院で3週間、整形外科の患者様を担当し、検査や測定を実施。授業とは違う難しさを痛感しました。3年次はかつらぎ町の急性期病院で8週間、多くの患者様と接し、一人ひとり異なる治療の在り方を学びました。4年次は橋本市の急性期病院で8週間、担当したのは脳疾患の患者様で意欲の低下も見られ、どう介入すればいいか悩みましたが、授業で学んだことを自分なりに工夫して丁寧に行いました。最後には「リハビリが楽しい」と言ってくださり、大きなやりがいを実感することができました。
実習先Map
臨床実習施設数229施設
関連施設
- 水間病院
- 介護老人保健施設 希望ヶ丘
- 介護老人福祉施設 水間ケ丘
- 河崎病院
- 介護老人保健施設 大阪緑ヶ丘
大阪府
- 泉佐野優人会病院
- 和泉中央病院
- 大阪リハビリテーション病院
- さわ病院
- 七山病院
- 市立貝塚病院
- 富永病院
- 阪和第一泉北病院
- 大手前整肢学園
- 重症心身障害児施設四天王寺和らぎ苑
- 岸和田徳洲会病院
- 佐野記念病院
- 高石藤井病院
- 東香里第二病院
- りんくう総合医療センター
- 羽原病院
- 阪和いずみ病院
- 和泉中央病院 他
兵庫県
- 宝塚三田病院 他
和歌山県
- ひだか病院
- 済生会和歌山病院
- 日本赤十字社 和歌山医療センター
- 南紀医療福祉センター
- 愛徳医療福祉センター
- 北出病院
- 公立那賀病院
- 琴の浦リハビリテーションセンター
- 角谷リハビリテーション病院
- 和歌山県立医科大学附属病院
- 和歌山県立こころの医療センター 他
※臨床実習施設としては、医療提供施設の他、介護老人保健施設、老人福祉施設、身体障害者福祉施設、児童福祉施設、指定障害福祉サービス事業所、指定障害者支援施設、訪問リハビリテーション事業所、通所リハビリテーション事業所が含まれています。
カワリハの臨床実習は
ここが違う!
- 実習前評価の実施
- 臨床実習指導者会議(オンライン)の開催
- 学生に対する臨地実習施設などの紹介
- 学生プロフィールの共有
- 実習施設における臨床実習指導者の指導監督
- 臨床実習指導者からの成績評価
- 実習後の専任教員とのヒアリングによる評価と教育的指導
連携体制が整った環境で学生を一人ひとり徹底サポート
実習施設要件を満たした施設との契約により、連携を図っています。
臨床実習施設
- 実習状況の確認は、電話連絡だけでなくパソコン等のオンラインも活用
- 実習中は専任教員が定期的に実習地に出向き、訪問指導する体制を確立
- 臨床実習中の学生および臨床実習指導者からの要請に応じ、専任教員が訪問できる体制を整備
実習先
- 希望する分野を優先しながら、学生の負担を少しでも軽減できるよう、なるべく自宅(実家)から近い実習地を配置します。
- 遠方の実習先には当該地域出身の学生を配置し、やむをえず宿泊が必要となる場合は、大学にて下宿先を用意し、学生に不利益が生じないよう配慮します。