大阪河﨑リハビリテーション大学

卒業生Voice

VOICE

プロとして求められた、
日々の時間管理の大切さ

言語聴覚士 安井 美佐子先生

2013年卒

医療法人大植会 葛城病院 勤務

近畿大学泉州高等学校出身

プロとして求められた、日々の時間管理の大切さ

病院内の急性期病棟や回復期病棟でのリハビリテーションを担当する一方、隔日で各家庭への訪問リハにも出られている言語聴覚士の安井先生。
失語症をはじめ、正しく発音できない構音障害、高次脳機能障害の患者様を中心に、日々さまざまなリハビリに取り組んでおられます。
学生時代の臨床実習では患者様とじっくり向き合えたのに対し、実際に働いてからはたくさんの患者様を観ることとなり、限られた時間の中でリハビリのプログラムを組み立てることが大変だったと言います。
それでも大学の先生や職場の先輩など、色んな方に相談してアドバイスをいただき、これまで乗り越えてこられました。

リハビリするだけでなく、患者様視点で生活をサポート

高齢化が進む現代社会で、ますます重要性が高まっている訪問リハでは、泉州地区のさまざまな家庭を訪問。
1週間ごとにそれぞれの患者様の状態を再評価し、その方の日常生活と照らし合わせて、何が必要なのか判断しながらリハビリを実践されています。
時にはリハビリだけでなく、「食事の介助や生活面でのサポートも行いますよ。頼りにされますから」と患者様から求められる内容が多岐にわたるのが特徴とか。
また、月に一度、症例報告会や泉州ブロック地域の病院に勤める言語聴覚士による勉強会にも参加。あわせて専門分野の勉強会にも出席し、セラピストとしてのレベルアップに励んでおられます。