大阪河﨑リハビリテーション大学

卒業生Voice

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お世話になった病院に戻って、
地域の方たちに貢献。

作業療法士 下橋 美里先生

2017年卒

くしもと町立病院 勤務

和歌山県立串本古座高等学校出身

お世話になった病院に戻って、地域の方たちに貢献

小さい頃から地元の串本町で仕事がしたいと考えていた下橋先生。
高校生の時に、アキレス腱を断裂して手術した後、今の職場でリハビリテーションを受けました。
担当してくださった先生方や周りにいた患者様、その誰もが温かく、きついリハビリも楽しくできたことが心に残ったと言います。
そして大学卒業後、自身がお世話になった病院へセラピストとして戻られました。
現在、病院に在籍している作業療法士は下橋先生を含めて計2名。
上肢の運動器疾患や上肢のマヒに対するリハビリを中心に、看護師やケアマネージャーなどほかの職域の方とも連携を図りながら、日々の業務に取り組んでいます。

作業療法士としてではなく、セラピストとして頼られるように

地域柄、高齢の患者様が多く、中には認知症の症状が出ている方もおられ、大変なのが患者様とのコミュニケーションとのこと。
特に相手のニーズを探ることに苦労するそうで、患者様本人の生活を具体的に想像しながら、本当に必要なことは何か、それを見定めるようにされています。
また、患者数に対してセラピストの数が少ないため、作業療法士の領域以外のことも理解できるように努めているとか。「ほかの先生は何でもされていますからね。私もできるようにならないと」。
目標は、病院に来られる色んな患者様から頼りにされるセラピストになること。
多彩な知識とノウハウの修得に積極的です。