作業療法学専攻
OCCUPATIONALTHERAPY
作業療法士に向いていない人&向いている人の決定版!「やめとけ」と言われる人の特徴と対策
「作業療法士になりたいけれど、検索すると“やめとけ”が出てきて不安…」
そんな悩みを抱えて情報を集めている方は少なくありません。
実際には、作業療法士は医療・福祉の現場で長く必要とされ続ける専門職です。
ただし、仕事の性質上、向き・不向きがあるのも確か。
事前に理解しておくことで「思っていた仕事と違った」というミスマッチを防ぎ、納得して進路を選べるようになります。
この記事では、
- なぜ「やめとけ」と言われるのか
- 向いていない人の特徴と対処法
- 向いている人の特徴
をわかりやすく整理しました。
読み進めていくうちに、「自分はどうだろう?」と自然に照らし合わせながら考えられるはず。ぜひ進路選びの材料としてお役立てください。
目次
作業療法士は「やめとけ」と言われる理由
作業療法士の仕事を調べていると、「大変そう」「自分にできるか不安」という声を見かけることがあります。
こうした意見は、仕事の本質が十分に伝わっていなかったり、仕事内容の幅広さがイメージしづらかったりすることが背景にあるようです。
作業療法士の魅力は「人の生活を支える」ことですが、その分、患者さんの気持ちに寄り添いながら粘り強く支援していく姿勢が求められます。
決して楽な仕事とは言えません。しかし、だからこそ、やりがいを感じる人も多いのです。
ここでは、「やめとけ」と言われがちなポイントを整理してみましょう。
きっとポジティブな見方が見つかるかもしれません。
回復のスピードに個人差があり、根気が必要だから
作業療法士の支援は“結果がすぐに出る”とは限りません。
そのため、初めのうちはなかなか成果がでないという思いや焦りを感じて、「やめとけ」という言葉がでる人がいるのかもしれませんね。
例えば、脳卒中後のリハビリでは「昨日できなかった動きが、今日は少しできるようになる」というように、段階的な変化を積み重ねていきます。
そのため、
- 焦らず続けられるか
- 小さな変化を見落とさず支えられるか
が大切になります。
身体だけでなく“心”の支援が必要になるから
作業療法士は、患者さんの日常生活・仕事・趣味など「その人らしい生活」を取り戻すサポートをします。
病気やケガによって気持ちが落ち込み、前向きになれない方と向き合う場面もあります。
コミュニケーション力や寄り添う姿勢が求められるため、苦手意識があると負担に感じやすいことも理由のひとつです。
業務内容が幅広くイメージしづらいから
作業療法士の仕事は、身体の動きだけでなく、精神・発達・老年期など、多岐にわたります。
- 食事や入浴の動作訓練
- 職場復帰の支援
- 発達の遅れが気になる子どものサポート
- 高齢者の認知症予防
このように領域が広いため、「自分に合う分野を見つけられるか不安」という声が上がることもあります。
労働環境がハードで身体に負担がかかるから
作業療法士の現場は病院や施設が多く、立ち仕事・患者移乗で腰や肩に負担がかかります。
夜勤は一般的に少ないものの、患者さんのリハビリを継続するために休日出勤が必要な場合があり、「長く続けられるか不安」という声が出やすい理由です。
例えば、1日中介助を繰り返すと夕方にはクタクタに。
そのため、
- 自分の体調管理を徹底できるか
- 効率的な介助スキルを身につけられるか
が重要になります。
年収やキャリアアップが見えにくいから
平均年収が400万円台(全国平均約444万円)と聞くと、「頑張っても報われないのでは」と心配になる人も。
出典:job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
令和6年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成
※賃金構造基本統計調査の職業分類(理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,視能訓練士)
作業療法士の働く場は病院・クリニックが中心ですが、昇進ルートが限られる施設も多く、「経験を積んでも給与が大きく上がりにくい」 と言われる理由にもなっています。
とくに、管理職以外のポジションが少ない職場では、一定年数働くと給与が横ばいになりやすい傾向があります。
しかし、
- 専門分野(小児・精神など)でスキルアップすれば高収入ルートも
- 訪問リハや自費リハなど、成果に応じた評価を受けられる働き方も増加
- 作業療法を活かした福祉用具、福祉機器、地域包括など“領域横断型”のキャリアも選べる
- 一般企業と異なり、給与が景気や不祥事などに左右されにくく安定しており、資産運用と親和性が高い
というように、キャリアの広げ方次第で可能性は広がります。
つまり、年収の「平均値」だけを見るのではなく、どんな専門性を身につけ、どんな働き方を選ぶかによって、キャリアの伸び幅は大きく変わるのですね。
✅作業療法士の年収について詳しくは以下の記事を参考にしてください。
作業療法士の年収は?経験年数別の給与推移と年収アップへの道
作業療法士に向いていない人&向いている人
ここからは、作業療法士に向いていない人と向いている人の特徴をチェックしてみましょう。
自分の強みや性格と照らし合わせながら読むことで、進路をより明確にできます。
作業療法士に向いていないと思ってしまう理由
以下に当てはまるからといって、絶対に向いていないわけではありません。
ただし、仕事の特性から“苦手が負担になりやすい”部分です。
リハビリは、小さな変化の積み重ねが大切です。
短期間で成果が見えないと焦ってしまうタイプは負担に感じやすいでしょう。
- 「できたこと」に目を向ける
- 小さな成功を一緒に喜べる姿勢を育てる
こうした視点を持つことで働きやすくなります。
こんなタイプの人でも、成果が見えないと感じた時に、アプローチを変えて試行錯誤するスキルを培えば、良いセラピストになれます。
また、作業療法には対象者の残存能力が変化しなくても、あっという間に生活をできるようにしてしまう『自助具作成』という技術があります。
作業療法士は、患者さん・家族・医師・看護師など多職種と関わりながら支援します。
「人と関わることを好まない」「会話が負担に感じる」という場合は難しく感じる可能性があります。
一方で、苦手だと感じている人は、「得意になりたい」という気持ちの裏返しでもあります。
とくに高校生は、周りと自分を比べて苦手意識を感じやすい時期です。コミュニケーションは経験すればするほど上手になるため、恐れずチャレンジすると良いでしょう。
患者さんの状態に合わせて「今日はここまでにする」と調整する柔軟さが求められます。
柔軟な思考や観察力は、学びと経験の積み重ねで自然と身についていきます。
作業療法士に向いている人の特徴
一方で、以下のようなタイプは作業療法士の仕事で力を発揮しやすく、やりがいを感じやすい傾向があります。
全ての要素が必要なわけではなく、必要なことは得意な人に手伝ってもらうことも大切です。
①人の気持ちに寄り添い、関わりを大切にできる人相手の気持ちの変化を視野に入れながら支援できる人は、この仕事で強みを発揮します。
②疑問を感じることが得意な人
「なぜこの動きが難しいのか?」
「どうしたらラクになるのか?」
と原因を探す姿勢が求められます。
作業療法では、工作・料理・書字・道具の使い方など、生活に関わる“作業”を用いる場面が多くあります。
④コツコツ取り組むのが得意な人長期的な支援も多いため、継続して取り組める人は向いています。
⑤誰かの変化を一緒に喜べる人
「昨日よりできているね!」
そんな瞬間を共有できる人は、作業療法士の魅力を深く感じられるでしょう。
まとめ
作業療法士は、「やめとけ」という言葉だけでは語れない奥深い仕事です。
- 患者さんの気持ちに寄り添う
- 小さな変化を大切にする
- “その人らしい生活”を取り戻す支援
こうした専門性は、多くの場面で求められています。
もし今、「自分に向いているだろうか」と迷っているなら、まずは作業療法士の学びに触れてみることが第一歩になります。
寄り添うこころ、支える技術
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