大阪河﨑リハビリテーション大学

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2020.09.09

教員ブログ - どーゆったらええねん。うまく言葉にできへんねん。なー。

理学療法学専攻2年生の学生2名が、
自分達で勉強してて、
わからないことがあったようで、
質問にきました。



皆さん、何がわかっていて、何がわからないのか、教えて下さいね?

(学生)
んー。何がわかって何がわからんかもわからんって感じなんです、先生。
どうしよー。

この写真なんです。見て下さい先生。

これね、よくある日常の姿勢でしょ。
でもね、姿勢変換するのに、この写真、少し違和感があるんです。僕ら。
それをどーゆったらええねん。うまく言葉にできへんねん。なー。うん。

(ヒサリ)
じゃ、具体的にいこっか。
まずね。開始肢位(かいししい)をチェックするといいね。
直感的に、どの部分が気になる?

(学生)
気になるぶぶんはー。

えーと。僕は体幹(タイカン)です。
僕もですー。体幹ですー。

(ヒサリ)そうね、私も同じところに目がいきましたよ。
じゃ、体幹がどうなってるのが気になるのか、言葉にしてみよっか。

(学生)えーっと。体幹はー。

こう、まるーく。
でも、僕らでも、丸くなるしなー。
気になれへんっちゃあなれへん。
あー。でも、なれへんわけでもないわ。んー。あー。

(ヒサリ)
わからなくなったら、基本にもどろう。
この絵は、姿勢変換動作の開始肢位だったよね。
っということは?

(学生)
あ。次の肢位を取るのに運動学的に不利になってないかってことを考えたらええんちゃうん。

(ヒサリ)
えらい!そこですよ。重要なのは。
よく気が付きましたねー!
内容を深堀するにも、そういった視点をもつことが重要でね。



ほんとによくがんばってるね!

またいつでもどうぞ。

【 記事作成 】
理学療法学専攻 久利 彩子 准教授