皆さんこんにちは。
園芸・作業療法士の田崎史江です。

2021年7月に入りました。
ここのところ、ずっと雨が続いています。
熱海では土石流の大災害が起きました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、
災害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

こちら、大阪泉州でも雨の影響で、週に1回の園芸活動も屋外作業はできていません。
雨の合間に、ちょこちょこと除草はするのですが、
気温と湿度が高くデイケアの利用者さんたちの体力を考えて作業量は控えています。

さて、こんな時期には屋内での活動を考えていきます。
今回は、女性利用者さんの
「せんせぃ、イチゴの収穫したのが凍らしてあるから、それでお菓子作りできないかなぁ」
というリクエストに応え、
イチゴのババロアと梅ジュースのゼリーを作りました。

作り方は、市販のゼラチンパウダーを使うので簡単です。

自分たちで収穫した果実で、お菓子まで作って食べる、
という経験は貴重です。

野菜や果物を育て、収穫し、それを調理して、食べる
という工程を通して、
自分たちの作業を振り返り、
自分たちの価値を再確認してもらうことに繋げていきます。

利用者さんが、グループホームの職員に
「今日は、イチゴと梅ジュースを作ってお菓子作ったんよ」
とお話している姿が印象的でした。

ガラスの器を使ったら、おしゃれだったのですが。
見た目がかなり残念ですね。
味はまあまあ、でしたよ。。。。

【 記事作成 】
作業療法学専攻 田崎 史江 助教