大阪河﨑リハビリテーション大学

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2021.01.20

教員ブログ - 書籍「脳とこころから考えるペインリハビリテーション」と今井先生

今井先生、本を出版したって聞きました。
どのような本ですか?

今井先生
「脳とこころから考えるペインリハビリテーション」という本です。

これです。




おお!

どの部分を執筆されたのですか?

(今井先生)
このね、ここのね、これ。

3章で、「心理社会的モデルからみた慢性疼痛」
っていう部分です。

(今井先生)
痛みって目に見えないし主観的ですよね。
加えて、自分以外の人に、今の自分の痛みをしっかり伝えるって難しいでしょ。
我々医療従事者は、患者さんの痛みを読み取ろうと努力するけど、
完全に理解できる人はいないですよね。
この「痛み」に着目した本なんです。




(今井先生)
でね。専門用語だらけになると、読んでもらえないでしょ。
わかりやすく書くって、大変ですね。
ここ、ホンマ苦労しました。
読み手の気持ちになって書くって、
ホント難しいですね。




(今井先生)
で、結構時間もかかるんですよ。
どれぐらいやったかなー。
1年以上はかかった。




(今井先生)
それに、一人じゃ無理なんですよね。
自分が執筆する章でも、いろんな人のアドバイスや協力がないと、
とても無理なんです。
それに、自分のことだけじゃなくて、
他の共著者の先生方のことも考えるんです。
専門的なこともそうですが、あらためてしっかり勉強させていただきましたね。
ありがたいです。

(今井先生)
時間つくるのにも苦労しましたね。
子供がまだ小さいでしょ。
子供と一緒にいたら、寝てしまうんです。
なんか癒されてしまって…。ふふ。
でね。時間つくるんです。朝。
朝4:00頃起きて、自分だけの時間をつくって
執筆なんかをするんです。
なんかもー夜はね。10:00ごろ子供を寝かしつけてたら、
こっちも寝ちゃって…。あーーー。
朝ですよ!時間作るの。




今井先生、すごいすごいとは聞いていましたが、
ほんまにすごいね。カッコイイね!!
切り替え早いっていうか、前向いてるっていうか…。
ロックな人生観聞かせていただいたって感じです。
チャージさせていただきました。
ありがとうございました。


【 記事作成 】
理学療法学専攻 久利 彩子 准教授