大阪河﨑リハビリテーション大学

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2020.05.08

教員ブログ - 古井先生の web 課題裏側

理学療法学専攻所属の古井先生は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ市にあるUniversity of Pittsburghで教鞭をとっておられた、すごい先生です。

対面授業ができない間、webで課題提示・回収すると聞き、
どのようにするのかご指導いただきたく、研究室にお邪魔しました。


ここは、倉庫ですか?
あ、いえ、そうですね。研究室ですね。
いろいろなものを、そこにそのようにおいてはるんですね。

で、web 課題については、どのようなものを・・・?

1年理学療法学専攻学生対象の「理学療法概論」の課題を見せていただきました。
Googleフォームを活用されています。

課題は、
「YouTube動画を見て、1991年広島県熊野町役場でPTとしてお仕事を行われていた古井先生が、脳卒中で失語症の右片麻痺の対象者に初めて訪問した時に実施していた理学療法について述べる」
というものでした。
授業の指定教科書も参考にしながら、その場に居た当事者の気持ちになるまで動画を味わって、教科書も熟読して、理解を深めるよう、指示されていました。


お。古井先生どうされましたか?
ある学生さんから提出されたコメントに目が留まったようです。

「質問が難しく、一度目は理学療法士の目線に立って見てしまっていた。しかし、何度も見るうちに高齢者の目線に立って考えられるようになり、見るたびに新しい発見をすることができた。理学療法士は奥が深い仕事であると感じると同時に素晴らしい職業であると思った。」

古井先生の表情を言語化すると、
(×)「なぬーっ!」
(〇)「うれしいやないかえ!」
だったようです。(学生さんのコメント、私も嬉しいです。)

古井先生、課題作成したり、PCのデータを探したり、かかってきた電話に慌てて対応したり、私が取材する場所の荷物をどけたり、回収した課題に目を通したり、嬉し泣きしたりと、お忙しい中、勉強させていただき、ありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

皆様、健康に留意して、お過ごし下さい。

【 記事作成 】
理学療法学専攻 久利 彩子 准教授