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2026.10.20

堺 景子 教授の研究成果が、国際学術誌「Alcoholism Treatment Quarterly」に掲載されました。

堺 景子 教授の研究成果が、国際学術誌「Alcoholism Treatment Quarterly」に掲載されました。

本研究では、アルコール依存症の入院患者を対象に、新型コロナウイルス感染症の流行前・流行中・流行後における生活の質(QOL)と身体的状態を検討しました。
その結果、QOLは感染症流行の時期そのものよりも、就労状況や同居者の有無といった社会的要因と関連していました。一方、肝機能の指標で評価した身体的状態は、年齢や調査年度と関連していました。これらの結果から、社会全体に大きな変化が生じた際、アルコール依存症者への影響は、心理社会的な側面と身体的な側面で異なる可能性が示されました。

以上の結果は、アルコール依存症者の回復と生活の質を支えるために、継続的な心理社会的支援、人とのつながりの維持、柔軟な治療体制の重要性を示しています。
オンライン診療なども活用し、社会的な混乱が生じた際にも支援につながり続けられる環境づくりが求められます。

研究内容

  • タイトル:Quality of Life and Physical Status Among Individuals with Alcohol Dependence Before, During, and After the COVID-19 Pandemic: A Repeated Cross-Sectional Study
  • 著 者:Keiko Sakai, Naoya Onishi, Tatsuya Shimizu, Takehiko Okamura & Masatoshi Takeda
  • 掲載誌:Alcoholism Treatment Quarterly, September 2026
  • DOI:10.1080/07347324.2026.2735613