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2025.02.17
第22回日本認知心理学会優秀発表賞【社会的貢献度評価部門】を受賞しました。
2024年6月1日(土)~2024年6月2日(日)に開催された「日本認知心理学会第22回大会」におきまして、本学言語聴覚学専攻教員である 松尾 加代 准教授が『目撃者遂行型調査が人物同定に及ぼす影響』を発表し、優秀発表賞を受賞しました。
受賞名
第22回日本認知心理学会優秀発表賞【社会的貢献度評価部門】
受賞タイトル
目撃者遂行型調査が人物同定に及ぼす影響
受賞演題・受賞理由
目撃者遂行型調査(Self-Administered Interview: SAI)は、海外で開発された質問紙形式の調査であり、事件や事故の現場で目撃者に回答を求めることによって、事後情報に汚染されない目撃証言を得ることができるとして評価されている。
本研究は、厳密な実験室実験を通じて、目撃記憶に及ぼすSAIの実施の影響を検討したものであるが、特に、SAIの実施によって、事実と異なる目撃記憶の確信度を高めてしまうことを実証的に示した点が特筆すべき点である。かつ、事件や事故の現場で目撃者の証言を正確かつ適切に得るにはどうすべきかという問題は、日々さまざまな事件や事故と直面する現場にとって解決すべき緊急性の高い問題であり、社会的に重要であると考えられること、そして本研究の知見がSAIの適切な実施に向けての示唆を与えるものであることから、社会的貢献度評価部門の優秀発表賞に値すると判断された。
受賞者
言語聴覚学専攻 松尾 加代 准教授
(教員業績ページ)
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