和泉大学 大学院

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2025.11.25

白岩圭悟講師が日本作業療法学会で最優秀演題賞を受賞

本学・作業療法学専攻の白岩圭悟講師が共同研究者として参画した研究が、日本における作業療法分野で全国最大規模の学会である第59回日本作業療法学会にて、最優秀演題賞を受賞いたしました。

受賞演題:「誰かのために作品をつくることは接近的動機付けと副交感神経優位な状態を高める」

共同研究者:大類淳矢,白岩圭悟,井上貴雄,内藤泰男,石井良平

本研究では、脳波および自律神経活動の計測を通して、「作業活動」と「他者への貢献」が心理生理的にどのような影響を及ぼすのかを明らかにしました。
31名の大学生を対象に、手工芸を「誰かのために作る(利他的条件)」場合と「自分のために作る(利己的条件)」場合とで比較したところ、利他的条件では前頭部アルファ非対称性が高まり、他者へ向かう接近的動機づけが増強されました。また、CSI の低下がみられ、副交感神経優位のより落ち着いた状態が示唆されました。
これらの結果は、作業療法における“他者とかかわりながら行う作業”が心理生理面に良好な効果をもたらすことを神経生理学的に裏付けるものです。