大阪河﨑リハビリテーション大学 大学院

院生voice

VOICE

木下 供美さん

コミュニケーション科学領域

社会医療法人若弘会 わかくさ竜間リハビリテーション病院 勤務

うちの大学院の良いところ

大学院の教員やスタッフのサポートが充実しており、大学院の授業形態も週に1回(毎週水曜日)のため仕事をしながらでも通いやすく、生活リズムが作りやすいです。
また、大学院生6名と少人数制であることからディスカッションでは全員が発言し意見交換ができます。
経験年数が浅い私にとって多角的な考えを学び、さらに本学だからこそ地域支援を踏まえた視点も学ぶことができます。

なぜうちの大学院を選んだのか

きっかけは大学時代の恩師から大学院進学のお誘いです。
教員職の憧れがあり臨床経験を積みながら興味のある分野や大学院進学を探していこうと考えていました。
大学院見学では学長先生をはじめとした先生方とお話しし、本学は高齢者の認知機能や地域支援を強みとしていることがわかりました。
認知機能についてより専門的な知識を習得できれば、臨床現場だけでなく高齢化社会で活かすことができると考えました。

仕事と勉強の両立について

臨床現場では日々業務に追われ大学院へも通うため必然的にプライベートの時間は減少してしまいます。
しかし、より専門的な知識を学ぶことができるため充実感があり、決して一人ではなく同じ目標をもつ仲間がいます。
また、次々と課題が浮かび上がってくる中で、試行錯誤を行い、作業の効率化や時間管理の重要性に気づくこともでき自身の成長を実感できるからこそ継続できていると感じます。

どんな研究をしているのか

臨床経験を積む中で「訓練に協力的でない人はどうしてなのか。」「自分の行っているリハビリは果たして本当に効果があるのか。」「自然回復ではないのか。」と実際に感じることが多くあります。
そこで、意欲や認知機能の低下がそうでないものと比較しどのようなリハビリテーション効果をもたらすのか、その関連因子を検討していきたいと考えています。
意欲とは目標に対する意思であり、行動変容に重要な要素と個人的に思うところがあります。訓練の姿勢を確立できるようになればより質の高いサービスを提供できると考えます。