大阪河﨑リハビリテーション大学 大学院

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コミュニケーション科学領域

坪田 裕司

TSUBOTA YUJI

教授

博士(医学)/生理学

研究指導内容

認知症に至るまでには、廃用症候群をベースとしたヒトの体の理(ことわり)があり、加齢と共に、もの忘れ、軽度認知症から日常生活に支障が出るところまで進行変化があります。
その過程を理解することで予防策も得られるため、その進行の機序を探ることと、認知能力や筋力運動能力を維持する現在の予防策から進行予防の機序を探ることが必要と考えています。神経網や神経筋の相互作用を基盤とした多様な研究を目指しています。

研究テーマ

  1. 複合感覚を指標に認知予備力を推定できるか
  2. 感覚の対比機能は認知機能に関わるか
  3. 身体活動と睡眠の質が認知予備力に関わるか
  4. バランス能力の衰えと認知機能低下の関連性について
  5. 神経に発現するチャネル分子とhypotoniaの関係について

主な著書・論文、研究・教育・社会的活動

研究テーマ

これまで遺伝学と実験動物育種学から出発して、動物野生集団の集団遺伝学的研究を行い、その後遺伝的疾患モデル動物、特に筋疾患や脳神経疾患モデルの生理遺伝学的研究を進める一方で、中枢性循環調節に関する仕事を、特に延髄孤束核における新規ペプチドの神経生理学的作用の研究などを専門としてきました。
現在は、主に自然発症てんかんモデル動物を材料として、脳波解析によるてんかん病態の解明を中心に研究を進めていますが、本学での共同研究としては、呼吸と運動、筋疲労、加齢変化、認知症などについて生理学的研究を進めています。

詳細な研究内容

著書
論文
国際学会
国内学会
社会的活動等

(2023年12月1日 現在)