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編入学をお考えの方へ

こんなはずじゃなかった…
コロナ禍の大学生活

2020年は新型コロナウイルスに振り回されましたが、コロナ禍はこの冬場を迎えて第3波が到来し、その影響は数年間にわたって長引くことも予想されています。大学生の皆さんはどう過ごされましたか。大学生になったのに「こんなはずじゃなかった…コロナの1年」という人も多いのではないでしょうか。
大規模校では、オンライン授業主体に切り替えて、大学に登校する機会もなく、キャンパスライフを楽しめないだけでなく、なかには、外出自粛などでアルバイトで稼げない、学費を払ってくれていた両親の収入が減ったなど経済的な問題を抱える大学生も多いと聞きます。立命館大学新聞社による「秋学期以降の休学・退学を考えているか」とのアンケートに対して、「休学を考えている」が25.6%、「退学を考えている」が9.8%で、3人に1人が休学か退学を考えているという結果であったそうです。学年別では、1回生の退学検討者が他と比べやや多く、新入生ほど対面での授業を求める傾向にあるそうです。

コロナ禍に悩む学生の声

学生の声としては、「入学式もなく一度もキャンパスへ行ったことなく、それで大学生と言われても」「バイトが激減。お金がなく、旅行もできず、友達とも会えず、孤独のまま夏休みに」「通信大学の10倍以上学費払っているのに、通信じゃなくて良かったと思える点が1つもない」といったものもあるそうです。
相談傾向としては、(1)経済的な厳しさ(2)友人・人間関係が作れない、この2つが挙げられています。一つ目の「経済的な厳しさ」だと、留年や休学していた人、アルバイトのシフトや親の所得減少で、奨学金の返済ができなくなった人が中退するケースが目立ちます。学生は立場上、飲食店やサービス業で働いて学費を賄う人も多いので、コロナ禍の煽りを直接受けやすく中退の引き金となることがあるようです。もう一つの「友人・人間関係が作れない」は、講義がオンライン授業に切り替わったことによるモチベーションの低下ですね。高い授業料を支払う価値を感じないようです。
2020年度に入学した大学1年生からの相談も多く、割合としても多いそうです。理由は「入学後のギャップ」です。オンライン授業が中心となり、友人も作れなければサークルも入れない、アルバイトも思うようにできないので、思い描いていたキャンパスライフと全てが違うそうです。特に上京したばかりの人は問題を抱えやすいと思います。周囲に仲間がいなく、目的を見失いやすいからです。「オンライン授業だと課題の負担ばかりが重く、提出してもフィードバックもない。誰かに聞いてほしい」と連絡してきた人もいます。

リハビリテーション専門職について

リハビリテーション専門職とは

リハビリ専門職は、医療サービスチームの一員として、医療のフロントラインで働いています。専門的技術を持って直接患者さんに接する仕事です。
多くのリハビリ専門職は、患者さんが機能障害から回復していくことを手助けし、患者さんの心に寄り添って、確実な知識と技術でサポートする仕事をしています。
直接人を助ける仕事であり、その目標も明確であり、それだけ目標に到達した時の達成感も大きく、やりがいのある仕事です。

リハビリテーション専門職の必要性

超高齢社会となり、リハビリ専門職の需要は増加しています。とくにリハビリテーション専門職はこれまで三次予防を中心に仕事をしてきましたが、平均寿命が延伸し高齢者数が多くなり、二次予防、一次予防にもリハビリ専門職の活躍が求められるようになりました。

医療の中のリハビリ専門職

わが国には13万人のリハビリ専門職がいますが、リハビリ専門職は医療の最前線で活躍する医療職の中では、まだまだ数が少ない専門職です。
医師や薬剤師よりも少ない専門職であり希少価値があります。看護師数(155万人)と比較すると1/12です。

看護師・准看護師 臨床検査技師 医師 保健師 薬剤師
155万人 6.4万人 31万人 6.2万人 23万人
救急救命士 リハビリ専門職 放射線技師 歯科医師 臨床工学技士
5.6万人 13万人 5.1万人 10万人 22.3万人

リハビリ専門職の内訳

理学療法士(PT)7.7万人、作業療法士(OT)4.2万人、言語聴覚士(ST)1.4万人ですが、これからは、作業療法士や言語聴覚士の数が増えていくことでしょう。

大阪河﨑リハビリテーション大学(カワリハ)の教育

本学は、日本で最初にリハビリテーションの名前を冠して設立されたリハビリテーションに特化した大学です。PT、OT、STを養成し、専門学校時代を含めて約二千人のリハビリテーション専門職を輩出してきました。
医療職を養成する小規模大学として、2020年のコロナ禍にあっても可能な限り対面授業と実習を重要視して教育を続けてきました。感染拡大予防に留意して、2020年4月にはオリエンテーションと入学式を行いました。4月と5月とは遠隔授業に切り替えざるを得ませんでしたが、6月からは段階的に対面授業を開始して、学外実習もほぼ例年どおり終了しました。後期の授業も全て対面授業で開始しましたが、12月からは感染拡大予防のためにハイブリッド形式(対面と遠隔の両方の組み合わせ)により教育活動を続けてきましたが、幸いなことに一人の感染者も出していません。

カワリハの編入制度

本学では他大学からの編入生を受け入れており、三年間の教育カリキュラムにより学士と国家試験受験資格を得ることができます。「こんなはずではなかった」と進路を再考されている学生さんには、本学の編入制度を活用してリハビリ専門職を目指してほしいと思います。リハビリ職養成専門学校と同じ三年間で、ほぼ同等の費用で大学卒と国家試験受験資格を得ることができます。
本学では、充実した特待生制度を運用しています。特待生試験で85%以上の成績を上げた方は一年間の授業料を全額免除します。また、75%以上の成績の方には一年間の授業料の半額を免除します。特待生の人数に制限は設定しておりません。
三年次や四年次の授業料についても、三名程度の成績優秀者には授業料を1/2以内で給付し、成績が良ければ、すべての期間を特待生として授業料の減免を受けることが可能です。
また、河﨑賞や経済支援特別奨学金制度も御座います。

編入学 カリキュラムツリー

武田学長からのメッセージ

私自身も編入組です。高校を卒業した昭和43年は大学紛争の時期でした。せっかく入学した東京大学もストライキ中で学生運動の嵐の中で自分を見失いかけて2年間うつうつと過ごした後に、米国ダートマス大学に編入しました。東大は中退しましたが、それはそれでよかったと思っています。
ダートマス大学卒業後に日本に戻りましたが、再度の進路変更をして大阪大学医学部に学士入学して医師になりました。その後は、精神医学一筋に研究生活を過ごし、阪大精神医学教室教授を勤めて、定年後に本学学長になりました。そのような個人的な経験を踏まえて、本学では編入生の意思と志を大切にして勉学の機会を提供したいと思っています。