リハビリテーション学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 いきいきと生活できるように生活適応能力を改善する

作業療法とは

作業療法は日常の動作(食事など)や仕事、遊びなどの活動を通じて行うリハビリテーションです。障害のある人の『自立して生きたい』という意欲を引き出し、いきいきとした生活を送れるようにすることが目的です。脳血管障害などで体に障害のある人、統合失調症などで心に障害のある人、脳性麻痺など発達に障害のある子ども、認知症など老年期で障害のある人など、すべての人に対するリハビリテーションであり、「からだ」だけでなく「こころ」の障害も対象としていることが大きな特徴です。

授業ピックアップ

作業活動分析学実習

日常生活の諸動作や、仕事・生産的活動、余暇活動、遊びなど人間に関わるあらゆる活動を「作業活動」と呼び、治療・指導・援助に用います。この作業活動を理解し、かつ分析する技術を習得します。

広大な敷地を利用した園芸療法、認知症対策

高齢社会を迎え全国の認知症高齢者が益々増加する現在、認知症への医療・福祉サービス分野には治療法の開発など解決しなければならない問題がたくさんあります。本専攻では、認知症の予防改善などを目的とし広大な敷地を利用したイネーブルガーデンで行われる園芸療法を教育研究活動に取り入れ、園芸療法士の資格取得も可能にしています。

「園芸療法士」の資格は理学療法学専攻・言語聴覚学専攻でも取得できます。

園芸療法士資格取得についての詳細はこちら

義肢装具学(含実習)

ケガなどで手を手術した場合、一定期間は動かせません。回復段階に応じて、装具を作成することでより早い機能回復が可能となります。また、細かい手の動きを獲得するために作業を通じた練習を行います。

日常生活活動動作分析学実習

人の自立生活に重要な日常生活活動について学び、個人の日常生活を正しく理解して支援できるように、観察し分析できる技術を習得します。

中枢神経系障害作業療法学

多様な中枢性障害について医学的知識を元に、対象者の回復過程、作業療法的立場からの治療法や自立支援方法について学びます。麻痺した手に対し、触った物を感じ、固いものはしっかり握り、やわらかい物はソフトな握りを自動的に調整する機能の回復訓練を行います。

基礎作業学

作業療法の治療的な媒体である「作業」、または「作業活動」の概念、治療的手段として適用するための作業の分析方法、指導方法を理解します。その基礎知識として人間と作業の身体的、心理的、社会的、文化的関連、諸科学と作業療法との結びつきについて学習します。

作業療法学専攻の特長

充実の実習環境で学べる

作業療法学専攻では、まず基礎分野・専門基礎分野を学び、その後、専門分野の学習に入ります。ここでは臨床実習が大切になります。本学周辺には河﨑病院・水間病院・河﨑会こころのクリニック・水間ヶ丘などの関連施設があり、本学教授陣と各施設のスタッフ間で行われる共同研究の成果は、学会などで発表されるのはもちろん、”学び”として授業へ還元されています。また、日常的に対象者さんと接する実践の場を多く設け、授業で学んだことと併せて作業療法士として働く先輩から指導を受け、知識・技術・人間性を育むことができます。

資格・進路

取得可能な資格

資格取得における「必修科目」を修得した上で、所定の「選択科目」を修得するか、
作業療法士国家試験に合格することで資格が得られます。

作業療法士の職域
医療施設
大学病院・総合病院・精神(神経科)病院・
一般診療所・リハビリテーションセンター ほか
社会福祉施設
老人福祉施設・身障者更生援護施設・児童福祉施設・身障者福祉センター ほか
教育・研究施設
作業療法士養成校・研究施設・特別支援学校 ほか
行政関連施設
保健所・保健センター・都道府県庁・市町村役場 ほか
介護保険関連施設
在宅介護支援事業所 ほか
その他
老人保健施設 ほか

作業療法士は医療機関や福祉施設、教育現場など幅広い活動領域が特徴です。医療分野では脳卒中の後遺症治療や精神疾患の治療、福祉分野では障害者更生施設や保健所・作業所・児童福祉施設・老人向け介護施設など、教育現場は支援学校や幼稚園、保育所などで働いています。

Voice

実技は友達と練習しあう

中家 健登 さん

私が本学を選んだ理由は、1人暮らしにはなるものの実家から近いということと、オープンキャンパスに参加した際に、先輩方の印象がとても良かったからです。またその際に園芸療法という言葉を初めて聞き、体験させていただき、興味をひかれました。
なかでも作業療法士を目指した理由は、高校生の時、身近な人がリハビリが必要となっていました。その様子を病院などで見学し、その際に「自分もこういう職につくことができれば近くで何かサポートできることがあるのではないか」と思ったからです。
入学してからは勉強面等で不安もありましたが、高校までとは全く違って、新しい勉強ばかりだったので興味を持ち、楽しみながら学んでいます。また実技等は友人同士で練習しあったりして、みんなで協力しながら行っています。
本学は、少人数ということもあり、縦の横の繋がり、また先生方との繋がりがとても広いです。繋がりが広なるということで、いつでも先生や先輩、友人に相談しやすいという環境です。

My Schedule (3年前期)
  月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
1限目
9:00~10:30
      中枢神経系
障害作業学
精神障害
作業療法学
2限目
10:40~12:10
予防医学的
リハビリ概論
老年期障害
作業療法学
地域作業
療法学
3限目
13:00~14:30
救急医学/
関連職種
連携論
発達障害
作業療法学
高次脳障害
作業療法学
精神障害
作業療法実習
運動器障害
作業療法学
4限目
14:40~16:10
基礎作業学
実習Ⅱ
    医療統計学 義肢装具学
含実習
5限目
16:20~17:50
   

人の「心」と「体」に働きかける
作業療法士を目指して

作業療法学専攻長 谷口 英治 教授

作業療法士の仕事は、病気や障がいを抱えている人に、その人らしい生活や当たり前の生き方ができるように「心」と「体」に働きかけ問題点を一つひとつ具体的に解決していくことです。人と接するのが大好きな方、人の役に立ちたいと考えている方、そして自分のもっている力を発揮し、人や社会に貢献したい方は、作業療法の魅力ある仕事につくことで、新しい人生が開けるでしょう。
作業療法学専攻の教育水準は、「リハビリテーション教育評価機構」、「WFOT(世界作業療法士連盟)」から求められる条件を満たし設定されております。これにより海外での活躍の場がいっそう期待されております。これにより海外での活躍の場がいっそう期待されております。また、園芸療法士の資格も取得できます。作業療法学専攻の熱意ある教員のもと、志をもった仲間たちと当学関連施設がある教育環境で一緒に学びましょう。

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